銃器アレルギーのCDDA その5

銃器アレルギーのCDDA　2年目夏～秋

"一眠りして翌日からは弓キャラデビューだ"

と意気込んで、学校西の集落に出かけたがそこで死に掛けることになる。

まだスキルは低いが、普通のゾンビや爬行、長腕や肥満程度なら結構サクサク倒せる。
ただ、飛び道具だがあまり距離を取れないのが難点。
ちょっと遠くなると全然当たらない。スキルの問題もあるのかな。
まあ、ゾンビを射殺していればそのうちスキルも上がるでしょと慢心して探索を進めていた。

そこに現れるスケルトン2体。気軽に矢を放ったが、
「The shot passes through スケルトン without hitting.」と表示されてダメージが入らない。
どうやら、スケさんは骨ばかりだから矢が外れてしまうらしい。アーチャー殺しだな！
といってもどうしようもない。しかもこのときは「さっきはたまたま外れただけ」と思い込んでおり、無駄に矢を撃ってはさらに距離を詰められるというミスをやらかしている。
弓スキルが低いからだろうと思ってスキル10ほどあるウッドジャベリンと投げナイフの投擲で立ち向かったが、これまたろくにダメージが入らない。隣接されて頭や胴をかじられる。近接戦闘も打撃攻撃もスキル1で動作制限4の打撃攻撃などほとんど当たるものじゃない。
かなりダメージを受けて、苦痛もたまる。
苦痛がたまるから速度も下がる、速度が下がるからスケルトンが高速に見える…
あぁ、また死んだかと思ったのだが
車の残骸に引っ掛けつつ（それでもかなり追いつかれている）フェンスをよじ登って公園に逃げ込み、直線にしか追ってこれないスケルトンたちをなんとか引き離してまたしても命からがら逃げ切った。
パルクールの達人がこんなところで効いてくるとは…

あとで調べたら、痩身犬とスケルトンと兵士ゾンビには弓やクロスボウに耐性があるらしい。0.Dのデータかもしれないが、少なくとも0.Cの時点ですでに弓矢耐性はあったのだろう。…弓プレイにやさしくない。

また怪我が治るまで読書と煮沸と粉挽き。
いつの間にか簡易溶接機が作れるようになっていたので作っておく。
溶接ゴーグルはサングラスとスプレー缶とダクトテープから作れた。難易度は技能レベルと同じで、失敗して材料を失ったら困るなと思ったがなんとか作成成功。
その簡易溶接機の初仕事として、ソーラーカーにトランクを一つつけてみた。ちゃんと容積650まで運べるようになったようだ。素材にした鋼フレームがやや破損していたので、トランクも黄色破損状態になってしまったのはしょうがない。何しろいまだに車両関係はよくわかっていないのだ…。

ベリー類がまた実っていたので収穫と種の植え付け、森にある果実の木からも果物を収穫し、フルーツジュースやドライフルーツを作っておく。さらに発酵大桶も作り、フルーツジュースから酢も仕込んでおく。リンゴ酢ならぬベリー酢だ。
読書ときこりとどんぐり調理の日々。スローライフ満喫中。

本があればリフレックスリカーブボウが作れるようになっていたので作成。ボウ安定器をロングボウから付け替えておく。しかしあのスケルトンどもをどうにかしないと危なっかしくて仕方ない。

動作制限を1まで下げて、簡易バールを手に再びスケルトンの出たあたりへ向かう。
石もある程度用意しておく。貫通や斬撃に耐性がありそうだから、石の方が効きそうだ。

スケルトン発見。石を投げて先制攻撃、車の残骸に引っ掛けて簡易バールでぶん殴る。
石で削ってはあったので、殴れば案外簡単に片付いた。もう1体も同じように倒す。
苦痛や動作制限がなければ、移動コストの高い地形に誘い込んで殴り倒せば問題ないようだ。
鈍器を使うのが一番いいのだろうが、スケルトンのためだけに持ち歩く容積がもったいなければ素手格闘を鍛えるのも手なのだろうか。

やっと周辺を探索できるようになったのだが、北西方面にまた赤いZが見えたので結局地下にバーのある民家周辺しか探索できなかった。大量のキャッシュカードを近くの銀行でまとめたかったのだが…

一通り探索してまた銀行の近くに戻ってきたら、赤いZはいなくなっていた。
科学防護や頑強なんかがいたようだが、まだこちらに気づいてないようなのでセーフ。
とっととATMでカードをまとめる。20枚ほどのキャッシュカードを処理できてすっきり。

さらにもう1台電気自動車を入手。こちらはガソリン車と同じような「普通の車」だった。
当然トランクもついている。ガソリン車、出番がなくなる可能性。

この頃に車両溶接装置を作ったと思う。よくわからないままソーラーカーに設置。バッテリーが足りていれば溶接し放題なのかな？
ガードレールによくぶつけて破損しがちな電気自動車のソーラーパネルを修理。簡易バールなんかも直せるようだ。
メイン移動手段は電気自動車、溶接装置つきのソーラーカーは修理用車両にしよう。

薬品関係の作成に手を出そうと思ったが、調合性能を持つ道具がない。
化学実験セットでもあれば…あるじゃない。学校の近くにあるじゃない。
麻薬製造車が！
チェックしてみたら、車載式化学実験室は無事の模様。ホイールが不足しているだけだったので、近くの乗用車からホイールを剥ぎ取って交換。拠点まで乗って帰る。
できればこの車載式化学実験室も溶接装置つきソーラーカーにでも載せたいところ。

つづく